地獄は現実にある、彼は地獄に落ちた

《地獄は本当にあります、私はそこに行ったのです》
   …15歳のジェニファー・ペレツの地獄体験
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<私の過去の生活>
 私の名前はジェニファー・ペレツです。私の両親はクリスチャンです。私もクリスチャンになりましたが、高校生になると、私は反抗的になり、神様の道から離れました。私は両親に反抗し、麻薬にのめり込みました。私の友人たちが私にそうするよう教えたのです。私の両親は、私が友人の家で一晩過ごす事は決して許しませんでした。私は授業をさぼっていました。私は学校にもほとんど行っていませんでした。私は麻薬中毒になりかけていましたが、主イエス・キリストがそういう全てのものから私を救い出してくださいました。
 私の証しは1997年5月2日から始まります。私に一人の友人がいました。私たちはただの友達で、それ以上のものではなく、彼もその事を知っていました。私は彼の事を知ったと思っていましたが、実際は、彼がどういう人なのか本当は判っていませんでした。その晩、彼は私に電話をかけ、私が外出できるかと尋ねました。私の両親は家にいませんでした。彼らは金曜日はいつもするように、教会の祈り会に出席していました。私は両親に、自分は体の具合が悪いので家にいたいと話していました。彼らが出かけた後、私の友人が電話をしてきたのです。彼はこう言いました。
「どうして出かけないんだい、他のみんなは出かけてるのに?」
 私はこう思いました。「両親には逆らいたくないけど、私がこっそり出かけても、両親に知られる事は決してないわ」こうして私は、そのようにしたのです。その晩、両親は帰宅して眠りに就きました。私はこっそり出かける用意をしていたので、私の友人に電話をかけ、私の家の通りの角で私を待ってくれるように彼に話しました。私は二階で暮らしていたので、屋根からジャンプして地面の上に降りました。私が道を歩いて行くと、私の友人はもうそこにいました。
 ところが私が車に乗り込むと、男の子が三人と女の子が一人いるのが見えました。電話で私の友人に話した時、彼は、私たちは車で町を走るだけだと言っていました。それで私は、「オーケー、それは楽しそうね」と言いました。だから私は出かけたのです。彼が私をモーテルに連れて行こうとしている事
など、決して思いつきもしませんでした。彼らは私をそこに連れて行ったのです。そのモーテルで私がトイレから戻ると、私のコップにはすでにスプライトが注がれていました。私がそれを飲んだ後、何が起こったのか、私にはわかりません。
<私が連れて行かれた場所>
 けれども、気が付くと、私は自分の霊が私の体から抜け出るのを感じました。私はすでに病院の中にいました。私の周囲には医者や看護士たちがいました。私が私の体から抜け出た時、私の体がベッドの上にあるのが見えました。おわかりのように、鏡で自分を見る時は、反射した姿が見えます。しかし、私は自分の反射した姿を見たのではなく、ベッドの上にいる私の体を見たのです。私が振り向くと、二人の人がいました。彼らは「こちらへ来なさい」と言って、それぞれが私の片腕を取りました。彼らは私をある場所に連れて行きました。私は自分がどこにいるのかを知ろうとして見ると、そこは天国でした!最初に私が見たのは、とても大きな壁でした。それは白くて、ずっと遠くにまで広がっていて、終わりがありませんでした。
 その壁の真ん中に、一つのドアがありました。長いドアでしたが、それは閉じていました。そのドアのすぐそばに、大きなイスがありました。また、その右側に、それより小さなイスもありました。それらのイスは金で造られているように見えました。私の右側に大きな黒いドアがありました。その周囲はとても暗くなっていました。それは醜いドアでした。ところが、私の左側はパラダイスのようであり、そこには木々や、透明な水の滝や草がありました。それはとても平和に満ちた場所でしたが、そこにはだれもいませんでした。私がよく見ると、私の前に父なる神様が見えました。ただし彼の御顔は見えませんでした。彼の栄光の輝きのためにです。それは、とても大きく、とても明るく、天国中を輝かせて、明るくしていました。彼の栄光はどんなものをも輝かせていました。そこには太陽はなく、月もなく、星もなく、彼がその光でした。私は確かに彼の体を見ました。そして彼の体は御子と共におられました。彼らはお互いの内側で一つとなっておられ、彼らは一緒でした。彼らを別々に見る事も可能でしたが、彼らは一方が他方の内側におられ、彼らは一緒でした。彼らのすぐそばに、二人の天使、ガブリエルとミカエルがいました。私が彼らの名前がわかった理由は、彼らの額に金でそれが書かれていたからです。私が御父の御前にいた時、私は自分の汚れを感じました! 私はひざまずいて泣きました。私は自分自身が非常に恥ずかしくなりました。私は彼らの顔を見る事ができたとしても、そうしたくありませんでした。なぜなら、私は私自身を恥じていたからです。
 私がそこで主の御前にいると、彼は私に私の人生の映画を見させてくださいました。始まりから今に至るまでです。彼は私に、その最も重要な部分は、私が救われた後に私がした様々な事であると語られました。私は私の友人たちに、自分はクリスチャンだと話していましたが、実際には私は自分のクリスチャンとしての実を現してはいませんでした。
 そして彼は私に、私は地獄に行く事になっていると語られました。
<地獄への落下!>
 天使ガブリエルが来て私の腕をつかみました。彼は私を、あの醜い黒いドアへと連れて行きました。私が見たくもなかったドアでした。
 私は自分自身を止まらせようとしましたが、私は霊の状態であり、私たちはそのドアを通り抜けました。私たちがそのドアの反対側に出ると、周囲は暗がりで、私は自分自身も見る事ができませんでした。それから私たちはとても速く落下し始めました。ローラーコースターのようにです。私が落下していくうちに、どんどん熱くなってきました。私は目を閉じました。私たちがどこにいるか、私は見たくなかったのです。
 私たちが止まると、私は目を開けました。私は広い道の上に立っていました。それがどこに通じているのか、私には分りませんでした。けれども、私がそこで最初に感じたのは、渇きでした。私は本当に渇いていました!
 私はその天使に、「私は渇いています、私は渇いています」と言い続けました。けれども、彼は私の言う事を聞いてもいないようでした。
 私は泣き出しました。涙が頬を流れているうちに、その涙は完全に蒸発してしまいました。タイヤが焼けるような、硫黄の臭いがありました。私は鼻をふさごうとしましたが、それによってもっと悪くなりました。私の五感はすべて非常に敏感になっていました。私がふさごうとした時、その硫黄がもっと良くかぎ取れるようになったのです。また、私の両腕の小さい毛は、全部すぐに消えました。私はその熱を全て感じており、ものすごい暑さでした。
<人々を拷問で苦しめる悪霊>
 私があたりを見回すと、人々が悪霊どもによって拷問を受けているのが見えました。そこには苦しんでいる一人の婦人がいて、一匹の悪霊が彼女を拷問で苦しめていました。この悪霊は彼女の頭を切り離し、彼の長い槍(やり)で彼女のいたるところを突き刺していました。彼はお構いなしでした。彼女の両目にも、彼女の体にも、彼女の両足にも、彼女の両手にも、彼はお構いなしでした。それから彼は彼女の頭を彼女の体の上に戻して置き、彼女を突き刺し、また彼女を突き刺しました。彼女は苦悩の悲鳴を上げて泣き叫んでいました。それから私は別の悪霊を見ました。この悪霊は、二十一歳ないし二十三歳くらいの若い男性を拷問で苦しめていました。この男性には首の周りに鎖が掛けられており、火の穴の前に立っていました。この悪霊は長い槍で彼のいたるところを突き刺し、彼の両目など、いたるところを突き刺しました。それからその悪霊は彼の髪をつかみ、鎖でこの男性をこの火の穴の中に投げ込みました。それから彼を
ふたたび取り出し、彼を突き刺し、また彼を突き刺しました。これが絶えず続けられていました。その男性がその穴の内部に入るたびに、私には彼の悲鳴が聞こえなくなりましたが、その悪霊が彼を取り出すと、その男性は苦悩で悲鳴を上げました。
 私は両耳をふさごうとしました。なぜなら、その音がとても恐ろしかったからです。けれども、それでも私には聞こえました。私の聴力はずっと敏感になっていました。私は別の悪霊を見ました。この悪霊は醜く、それ以外の二匹の悪霊どもも醜いものでしたが、この悪霊が最も醜いものでした。彼は多くのさまざまな動物の特徴を持っていました。私はそれをことばで説明することさえできません。彼はあたりを動き回って、人々をおびえさせていました。そして人々は本当におびえていました。
 それから私は別の悪霊も見ましたが、この悪霊は美しい悪霊でした。彼は神の天使に似ていましたが、実際はそうではありませんでした。神の天使たちと悪霊どものちがいは、悪霊は額に金で名前が書かれてなく、神の天使たちには書かれていることでした。その後、私は天使ガブリエルを振り返って見ました。彼は上を見上げていました。私は、彼は人々が拷問を受けているのを見たくないのだと思いました。私はこう思いました。「なぜ彼はまだここにいるのかしら? 私は、あそこで拷問を受ける順番が来るのを待っているのではないかしら?」私は渇いてもいました。そして私はその天使にこう叫びました。「私は渇いています、私は渇いています!」
 彼は私の言うことを聞いたのだと私は思います。なぜなら、彼は私を見下ろし、こう言ったからです。「主はあなたにもう一度チャンスを与えようとしておられます」彼がそう言うと、すぐに私のすべての渇きも、私のすべての苦悩も、私の全ての痛みも、さっと消え去りました。私は平安な気持ちになりました。それから彼は私の片手をつかみ、私たちは上って行こうとしていました。
 私たちは地獄に落ちないようにしなければなりません。faith_hoshino