天国で過ごした8時間 Ⅱ

Ⅰペテロ5:8「身を慎み、目を覚ましていなさい。あなた方の敵である悪魔が、吼えたけるししのように、食い尽くすべきものを求めて歩き回っている。」
私はもうこれ以上なにも見たくはありませんでしたが、天使が今起こっている事をもっと見るようにと言いました。一つの光り輝く星が近づくのを見て、悪霊どもがあちこちに逃げ出すのが見えました。その星が近づくに連れて、それは主への賛美と礼拝を伴っていました。それは星ではありませんでした。何百万もの天使たちが白馬にまたがって万軍の主を賛美しているのでした!天使たちは叫んでいました。「聖なる、聖なる、聖なるお方、代々にわたって生きておられる方!主はアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。おお、生けるものはみな主を褒め称えよ!」 それから天使軍と悪魔軍との大戦争がありましたが、悪霊たちの姿が見えなくなりました。「もう恐れる事はありません。敵よりも我々の味方のほうが遙かに多いからです!
その天使たちが第三の天への道を造りました。彼らは二つのグループに分かれて、一つが右に、もう一つが左に分かれました。まさに第三の天へと至る道でした!この道は天に通じ、天の神の都を見る事ができました。(天の都の写真を撮影した人口衛星があります。この都は実際に存在するのです)
私は栄光ある壮麗な天使たちの列を見る事が出来ました。彼らは完全に悪霊どもを放り出し、休まずにずっと神様の御名を褒め称えていました。天使たちは私を彼らの前に据えて、「あなたは ここでお待ちなさい。」と言いました。
すると、遠くに天の都が見えました。そこから白馬に跨った白い衣を着た人がこちらへやって来るのが見えました。その方が近づく間、天使たちは神を賛美し褒め称えていました。その人物が私からおよそ4メートルの距離のところまで近づきました。その方は非常に美しく、他の天使達よりも遙かに壮麗な姿をしていました。彼が私に声をかけるのを私は待っていました。すると、彼はしばらく私を眺めた後に叫んで言いました。「私です!私はミカエルです。地上にあるあなた方と教会の守護を任されている大天使ミカエルです!」 私は大天使ミカエルを顔と顔を合わせて見たのでした。彼はとても貴い存在でした!ミカエルは向きを変えて、都を指して言いました。「入りなさい!主イエスがあなたを待っておられます!」都への道を歩いて行く途中、天使たちは大声で神様を賛美し続けていました。私は天の都を見つめながら止めどなく泣いていました。
天国の都は透き通った純金で構成され、入り口の門は真珠でできていました。地面は水晶のようでした。このようなものを地上で見た事はなく、人間がこんなものを作るのは不可能だと思います。天の都の建築士はまさに私たちの主であり宇宙の神でした。私は都の外におり、門は大きく開かれていました。今も開いています。私は外から都を見る事が出来ました。輝くルビー・サファイア・真珠などでできている城壁が見えました。都の内側からは何百万、何千万という神様を賛美する声が聞こえてきました!それを聞いて外側にいる私は震えました。天を揺るがす単一の声が聞こえ、その声の後に何百万、何千万という声が神様を賛美して叫びました。「聖なる、聖なる、聖なる神の小羊と父、彼に栄光と誉れが永遠にあれ。アーメン。」一つの大きな声がさらに「私が聖なる者であるから、あなた方も聖なる者となりなさい!聖なる者だけがこの場所に入る!聖なしにだれも主を見ることはないからである!」聖なしに神様を見ることはありません。
「どうぞ、お入りなさい。」と言う声があって、私は都に入りました。すると、火の流れる驚くべき玉座が見えました。そして、火が御座から出ていたので、そちらに注意を向けると、王の王、主の主なるイエス様が見えました!私は力を失ってイエス様の足元に倒れてしまいました。火の中から手を差し出してイエス様が「立ちなさい!」と言われました。私はすぐ元気になって言われた通りに立ち上がりました。すぐに私はイエス様の足や腕や体を触り始めました。イエス様の御顔を見ました。彼の容貌は地上の美術家たちが描くものとは全く違っています!多くの人々が木で神々や多くの偶像を作ります!しかし、兄弟たちに申しますが、実際のイエス様は偶像とは全く違います。彼は非常にがっしりした神様です!決して凡庸な神ではなく、全能なる神です!!「私は石灰岩や木材でできた神ではありません。実際に存在する、生きている神です!」続けて言われました。「地上にある私の教会に言いなさい。私は実際であると!!私は実際に生きていて、存在しています!私の民に言いなさい。天国は実際であって、私は我が民を待っていると!」
エス様は私に言われました。「ほら、付いて来なさい。素晴らしいものを見せてあげよう。」下を見ると、地球が見え、地上で起きている全てが見えました。イエス様は言われました。「私の教会のやる事は全て私には分かっています。」 私たちが行っている事は何でも神様には分かっているし、私も天国からあなた方の多くを見ました。イエス様は言われました。「私の教会を見なさい!」 兄弟たちは兄弟たちと対立し、教会は他の教会と対立しているのが見えました。それから、イエス様はこう言われました。「私の教会は信仰を失ってしまい、私を信じたくなくなっています。地上に悪が蔓延して、人々は私が存在していることを信じたくないのです。私の民に言いなさい。私は地上にどえらい事をしようとしていると!私の教会は成長しないで後戻りしています。」 主は教会の事を思って泣き始められました。そして、言われました。「この教会は私の教会ではない!」 私は言いました。「主よ、そのように仰らないで下さい!私たちはあなたの教会です。」 すると、主が答えられました。「いや、私の教会は奇跡の力としるしと不思議を求めている!私の教会は堕落した!それでも彼らに言いなさい。私は再び戻って彼らを起こすと。」
彼は一緒に歩き続けるように言われ、ある門を通り抜けて純金の大通りに入りました。私は金の通りで跳んだり跳ねたり、金粉を取っては肌に振りかけたりしました。それから、主は戻って来るように言われました。皆さん、天には金の通り(複数)があるのです。「これらは全て私の民のものです。しかし、私の教会には私の献金や十一献金を奪う盗人が沢山います!私の民に言いなさい。盗人は決して天国に入る事はありません!」 私たちは主の為に自分の生活を真っ直ぐにしなければなりません。少し歩くと、何百万人分もある大きな長い食卓が見えました。その上には数え切れないほどの美味しそうな食べ物や飲み物がありました。また、多くの冠や人々が飲むための水晶のゴブレット(訳注:台と脚があり取っ手のないグラス)がありました。主は言われました。「リカルド、これは全て私の民の為に準備されたものです。」 これは小羊の婚宴のために整えられたテーブルでした。
ある姉妹はイエス様に天国に連れられてやって来て、行き来しながら婚宴の準備をしている天使達を見ました。それについて私は主に尋ねました。「主よ、その姉妹は婚宴の準備をしている天使たちを見たのですが、私には天使達の準備する姿が見えないのですが、どうしてですか。」 主は答えられました。「その準備は既に終わったからです。」 主に服して働く人たちの為の冠がありました。そこで、私は言いました。「準備が終わったのであれば、主よ、あなたはいつ地上にお戻りになるのですか。天国の時計を見せて下さいませんか。天国の時計では、お戻りになるまでに、どのくらいの時間があるのですか。」 以前、多くの人たちが天の時計の夢を見ましたが、それはイエス様の再臨の時を示すと思われるほぼ真夜中を指していました。私は主に尋ねました。「主よ、真夜中を打つまでどれほどありますか。1分それとも5分でしょうか。」 イエス様は私の顔を一瞬じっと見詰めて答えられました。「リカルド、天国にはもう時計はありませんよ。」 私は言いました。「それでは、主よ、最早や時間がないのであれば、どうしてあなたはまだ地上にお帰りにならないのですか。」 イエス様は手を上げて、親指と人差し指でわずかというしるしを示して言われました。「残った時間というのは後退した者たちのために悔い改めて初めのわざ(訳注:黙2:5)を行う為のチャンスを提供された父の恵みの時に過ぎません。」  万軍の主がまだ戻って来られないのは、悔い改めるためのほんのわずかの時間を私たちに与えて下さっているのです。この短い時間のことを「父の恵みの時」と呼んでもよいでしょう。イエス様は今すぐにでも戻って来られる可能性がありますから、私たちは心を尽くして断食をし、祈って彼を尋ね求め始め、かつての初めのわざに戻らなければなりません。「私たちは神の恵みの時にいるのです。」とイエス様は繰り返して言われました。  
その時、一人の天使が私たちの右側に現れて叫びました。「時がついに来た!時は満ちた!あらゆる準備は完了した!イエス様はご自分の花嫁を迎えられます!」 主は来ようとしておられます。再臨に関する聖書の予言は全て実現しました! 多くの映画は大崩壊が来る事を描いています。科学者達は大きな事件が起こりそうだと分かっていますが、それが具体的にどんなものか分かりません。しかし、私たち教会はイエス様が来られる事を知っています!天使の叫ぶ声が終わると、その時、何百万という天使たちが、花嫁がついに天に戻って来る、と言って跳びはねて喜び始めました。「いったい何があったの。」と尋ねても、誰も私に気をとめる者はいません。良き知らせに彼らは喜びに沸き返っていたのでした。結局、私も天使たちに加わってイエス様の御名を褒め称え始めました!私が両手を上げた時、だれかが私を天国から引き出して、もの凄いスピードで私を連れ下って行きました。
まさに今、天使たちはみな花嫁が戻るの喜んでいます。地上に戻った私は、いつも私が祈っている教会の講壇の所に落ち着きました。時は非常に短いのです!私を信じたくない方は、信じなくてもよいですが……しかし、イエス様は来ようとしておられます。そして、それは永遠の為です。神の民は携挙を信じたくないでしょう。どうか、目を覚まして下さい。神様のため、真理に目覚めて下さい!(リカルド泣く)
主はここで私のそばにいて言われました。「リカルド、もし教会の携挙が、今この時に起きたなら、このような光景になりますよ。」 その時、私には地球全体が見え、貴い麗しい聖霊、即ち私たちに平安と喜びを与えて下さる方がこの地球を離れるのが見えました。それから、不思議な霧が教会の中に入って来て私を包み込みました。「主よ、これは何ですか。」と主に尋ねると、主は、「これは私の言う教会の携挙です。」と答えられました。その時、外から多くの人々が教会のドアをぶち壊して中に入ろうとして叫びました。「私の子供たちはどこにいるんだ。みんないなくなってしまった!」世界中の子供たちが教会と共に引き上げられてどこにもいませんでした。神様が子供たちを一人も地球上に残したくなかったからです。教会に最初に入って来たのは聖歌隊の指揮者でした。彼は大声で叫びました。「教会はどこに行ったんだ!私は取り残された!残された!残された!」 聖歌隊の指揮者の次に、数人の牧師たちや兄弟姉妹たちや教会の長老たちがみな泣き叫んでいました。「私は残されてしまった!」
多くの親や配偶者たちが自分の愛する人たちを探し回りました。すると教会員はこう答えるしかありません「あなたの愛する人はここにはおられません。主が取り上げられたのです。」すると、彼らは泣き出します。「それでは、あれはみな本当だったのだ。イエスが来て花嫁を取り上げたのだ!」
 人々は泣いたり悲しんだりしながらイエス様がキリストである事を信じなかった事を悔やみました。誰でもイエス様をメシヤ(キリスト)としない人は全て失われました。大勢の人々や牧師たちが泣いているのが見えました。それから、人々は牧師たちを詰問し始めました。「なんで真理を伝えなかった。なんで聖性について教えず、それについて警告を発してくれなかったのか?俺が残されたのはあんたのせいだ!」 多くの信者たちが取り残されるのは聖なる生活を送らないからです。私たちは真の聖潔を宣べ伝える必要があります。そして、真実をもって悔い改める事を教える必要があります!私は人々が牧師を叩いたり、衣服を引き裂いたり、髪の毛を引っ張ったりするのを見ました。牧師たちは泣きながら、どうか乱暴を止めて下さい、と懇願していました。しかし、人々は悪鬼に取り憑かれているので止めようとはしませんでした。
教会全体が取り残されたものもあります。悲しみのあまり自分の目玉をくり抜こうとしている兄弟がいました。イエス様が唯一の答えである事を知らなかった人々は壁や地面に自分の頭をぶつけていました。彼らはただ罪や悪事をやり続けて好き勝手な人生を送りたかったからです。多くの人々は頭蓋骨が折れるまで頭をぶつけて地面に倒れてしまいました。人々が自分を傷つけていたので教会から沢山の血が流れ出しているのが見えました。そのとき、一人の青年が神様に向かって、主よどうか私を引き上げてください、と叫んでいるのが見えました。しかし、もう手遅れでした。イエス様はすでに来られて、教会を引き上げしまわれた後でした。私はあまりにも恐ろしい光景を見て、気絶してしまいました。
 イエス様は言われました。「大患難の時には、かつてないほどの数多くの問題が起こります。」 私はイエス様に尋ねました。「なぜ、人々はこんなにひどく繰り返し傷つけ合っているのですか。」主イエス様は答えられました。「こんな時期ゆえ、人々は死にたがっているのですが、死を見つける事はありません。死が地上から逃げたのです。」(訳注:黙9:6) 私はイエス様に尋ねました。「なぜ、これらの牧師たちや人々が後に残されたのですか。」主は言われました。「私が彼らを知っているからです。私は彼らの心を知っています。」 神様は私たちをご存知です。私たちの心を全てご存知です。私は気絶しそうになって地面に倒れてしまいました。イエス様は言われました。「私がこれをあなたに見せたのは、あなたが私の教会に警告を与えて、彼らに希望を与えて欲しいからです。彼らに言いなさい。もし、今悔い改めるなら、まだ時間があるから彼らを赦します。私はもうすぐ地上に大きな事を行います。」
 どうか目を覚まして下さい。チリの福音主義教会は成長しつつあります。「彼らに言いなさい。もし彼らが赦しを求めるならば、私は彼らを赦します。」それから、私は他のビジョンを見ました。大空を覆う火が見えました。イエス様が私に訊かれました。「これを見ましたか?地を覆った火はチリの国を覆う火です。なぜなら、チリはキリストのものになるからです!神がチリを変えます!」その時、火が動いてチリの上に来たがっていました。そこで、イエス様は言われました。「私の父の目はチリの上にあります。」その火がチリの上に下った時、周りの国々はそれを見て、神様がそこで動いておられることに気づくでしょう。チリにおける神様の動きゆえに、世界中の教会が大喜びしました。主はビジョンの中で「パセオ・ウマーダ」(Paseo Humada)という所に私を連れて行かれました。そして、そこで私に障害者たちの姿を見せられました。それから、真の信者たちが脚のない障害者たちの為に祈って、脚が伸びるように命令しているところを見ました。脚はその通りに彼らの目の前で伸びました。腕のない人たちもすぐに新しい腕が生えてきました。この時期に、神様は多くの奇跡を起こして下さいます。諸教会で人々は癒されます。その日には、死んだ人は生き返り、神様はチリにいるあなた方を用いて、聖書の中で昔の使徒たちが行ったのと同じ奇跡を起こすようになります。
以上が私リカルド・シッドが神様に戴いた啓示です。イエス様はすぐに来られます。マラナタ!アーメン!  訳:ファビアナ新井(補訳 東)


☆翻訳を正したので、読み易くなりました。
 この啓示はリンダ預言とも完全に一致しています。また他の多くの天国、地獄の啓示とも一致しています。

         信仰の言葉ミニストリーズ   faith_hoshino