地獄を見た7人のコロンビア人 Ⅱ

地獄を見た7人のコロンビア人 Ⅱ

 イエス・キリストは7人のコロンビア人一同を天国と地獄に連れて行かれた。天国の栄光・地獄の悲惨に関する彼らの証言をお読みください。

 これからは、ルーペ姉妹が続みます。ご清聴ありがとうございます。
--- (2番目の証言:ルーペ) ---
 親愛なる姉妹兄弟たちよ、神の祝福が訪れますように。詩篇18章9節から主の御言葉を読んで見ましょう。「主は、天を押し曲げて降りて来られた。暗やみをその足の下にして。」 主イエスが私に手を伸ばすと、私は主の手を握り洞窟の中のトンネルを下がり始めました。自分の手が見えないぐらいトンネルの中はますます暗くなっていました。
突然、 暗くきらめく何かを通ったら騒音がしました。トンネルの壁には触る事ができないぐらい暗かった。自分の魂が体から離れるかと思わせるほど速いスピードでトンネルを下っていました。
 すぐに強い悪臭に気づきました。腐った肉のような臭いがだんだん強くなってきた。その時無数の人、正に数え切れないほどの人間の声を聞きました。彼らは叫び続け、泣きうめいていた。あまりにも恐かったから私は主に向かって「主よ、私をどこに連れて行かれますか? 主よ、哀れんで下さい! どうか哀れんで下さい!」 とせがんだ。 主はただ「あなたはこれを見なければならない。全ての人にこれを伝える為だよ」と答えられました。
 角の形をしたトンネルを通ったら、完全に暗い所に着きました。その時、まるで目の前にあった幕が開けられたように私は無数の炎を見かけた。さらに、無数の人間の苦しい叫び声を聞いていたけれど、誰かは見分ける事ができなかった。私は実際にすごく怯えていた。「おお、主よ。私を哀れんで下さい! 哀れんで下さい! 私をその場所へ連れて行かないで下さい! どうか赦して下さい!」と主イエスに頼んだ。私は自分が地獄を見ている第3者と思わず、自分が裁かれるかと思い込んでいた。本当に自分の終わりだと思い込み主イエスの御前でひどく震えていました。
私たちは前で猛然と燃えている大きな炎に向った。数百万の泣き声がずっと聞こえ、無数の炎が見つめられた。
 その後、火に燃えていない木材のテーブルを見かけた。テーブルの上にはビールのボトルがあった。清涼そうに見えたけど、ボトルの中には火が入っていた。突然、一人の男性が現れた。彼の肉はすでにほぼ完全にくずれ、残った衣の断片は泥だらけで燃えていた。彼は火により眼球・口・髪の毛を失っていた。眼球を持たなくても彼は私を見ることができた。実は肉体ではなく、人間の魂が考え・論じ・見るのである。
 彼はやせこけた手を主に伸ばし、泣き始めた。「主よ、私を哀れんで下さい! 主よ、私を哀れんで下さい! 痛すぎますよ、私は燃えています! 私を哀れんでここから出さして下さい!」主イエスが慈悲深く彼を見つめられたら、私は手に温かいものを感じた。手を見たら、血があった! 主イエスの血でした! 主イエスは炎に燃えている男性を見つめられたら、手から出血し始めたのです。
 すると、男性はビールを見つめテーブルに歩み寄った。彼がビールを飲もうとしたら、ボトルの中から火と煙が噴出した。私は今まで聞いた事のなかった激しい叫びを彼から聞きました。苦痛に叫んだ男性はボトルの中身を飲み始めた。ボトルの酸性飲料は男性ののどを崩した。酸性飲料が彼の胃袋を痛めるのが見えた。
 男性の額には666という数字が彫ってあった。胸には、うじや高温に強い板金があった。板金には私達に読めない文字が彫ってあった。主は慈悲深く板金の文字を解読された:「私は酒のみだからここにいる。」と。彼は主の哀れみを懇願したが、神の御言葉は第1コリント6章10節ではっきりと告げている:「盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者はみな、神の国を相続する事ができません。」
 主は地上における男性の最後の瞬間を映画のように私に見せました。彼の死ぬ前の数秒間をテレビで観る感じでした。ルイースという名の彼は居酒屋で酒を飲んでいた。地獄で見たテーブルとビールのボトルはその居酒屋のであった。そのテーブルにルイースの友人たちがいた。【私はあなたにこれを保証します: 私達にはたった一人の本当の友人がいる。その名はイエス・キリストです。彼は忠実な友であります。】酔っ払ったルイースは友人たちと一緒に飲んでいた。ある親友が手に取ったボトルを割りルイースを刺し始めた。床に倒れた血まみれのルイースに気づいた時、その親友は足早に逃げた。ルイースは出血多量の為死んだ。ルイースが主イエスを受け入れずに死んだというのが一番悲しい事だった。
 無数のわめき声を聞きながら、私は主にこんな質問をした。「おお主よ、どうかお答え下さい。この男性はあなたを知っていましたか? 彼は主の御救いについて聞いた事がありましたか?」 主イエスは悲しい顔でこう答えられました:「はい、ルーペ。彼は私を知っていた。ルイースは私を救い主として受け取ったが、私に仕えなかった。」 私は更に恐怖に怯えた。「主よ、痛すぎますよ! あまりにも痛すぎますよ! どうか私を哀れんで下さい!」とルイースは大きい泣き声で叫んだ。彼はもう一回主イエスに手を伸ばしたが、主は私の手を握り炎から歩き出されました。ルイースを燃やす炎は更に強くなって行く。いくら彼が「私を哀れんで下さい! 私を哀れんで下さい!」と大声で懇願しても、もう救いようはない。彼は炎の中で滅んでいた。
私たちは歩き続けました。非常に大きく恐ろしい場所でした! もう一つの炎に近づいた時、私は主イエスに頼みました:「主よ、嫌です! もうこれ以上見たくないのです! どうかお赦し下さい! これを見たくないです!」と。そして私は目を閉じたけれど、無理でした。目を開いても、閉じても見えていた。炎はだんだん弱くなり、その中に一人の女性の姿が見えた。彼女はうじと泥だらけだった。うじいっぱいの泥は彼女のうすい髪の毛を固めていた。その女性の体は完全にうじに食われていた。「主よ、私を哀れんで下さい! どうか私を赦して下さい! 私をご覧ください。痛いですよ! どうかこのたくさんのうじを取り除けて下さい! 痛すぎますから、この苦しみから私を逃して下さい!」と彼女は大声でせがみ始めた。主はただ悲しい表情で彼女を見つめられた。その時、私たちが主の手を握ると、地獄の炎で滅びる者に対する主イエスの心の痛みと悲しみを感じました。
 彼女は眼球と唇を失っていたにもかかわらず、見る事と感じる事が出来た。しかも魂の感触はより鋭い為、苦痛をより強く感じていた。彼女は酸性液体の入ったボトルを手に取っていた。それが香水だと思い込んでいた。明らかに酸性液体であるものを、彼女は体に付けると肌が焼き尽くす。なのに、彼女はそのものをたっぷりと体に付けていた。しかも自分の首には美しい首飾りがあると彼女は思っていた。しかし、彼女の首はたくさんの蛇に締め付けられていた。高価なブレスレットを付けていると彼女は思い込んでいたが、あれは明らかに彼女の骨に突っ込んでいた30センチぐらいのうじだった。自分が持っている宝石が自分の宝物だとその女性は言うけれど、彼女の体中はサソリとウジに包まれていた。彼女の胸には「私は盗人だからここにいる」と彫った板金があった。
 その女性は自分の罪を全く後悔しなかった。「マダレーナ、何故ここにいるの?」と主イエスは彼女に問いかけた。「他人を盗むのを気にしませんでした。私はただ宝石と高価な香水をますます手に入れる事だけを気にしていました。綺麗になるためなら、どんな人でも盗みました。」とマダレーナは答えた。
 彼女の体中を出入りするウジを見て、私は主イエスの手を握った。マダレーナは何かを探していたらしい。私は主にこんな質問をしました: 「主よ、この人はあなたを知っていましたか?」「はい、この人は私を知っていた」と主イエスは答えられた。
「主よ、あなたについて語る女性はどこにいらっしゃいますか? 私は15年間地獄にいますよ」とマダレーナは主に問いかけた。地獄にいる人は自分の人生の全てを覚えている。マダレーナは 「あの女性はどこですか? 彼女の姿が見えません」と話し続けていた。私はマダレーナの体は動けないという事に気がつきました。ほかの炎の中で、マダレーナは神について語る女性を探そうとしていた。主は「違うよ。彼女はここにいない。私について語る女性は、私と共に我が天国にいる。」と言われた。
 それを聞いたマダレーナは炎に巻き込まれ、更に燃え始めた。板金によると、彼女は盗人だった。イザヤ書3章24節にある神の御言葉を見てみよう: 「こうして、良い香りは腐った匂いとなり、帯は荒なわ、結い上げた髪ははげ頭、晴れ着は荒布の腰巻きとなる。その美しさは焼け傷となる。」
 主イエスと一緒に歩き続く途中、私はウジだらけの大きな柱を見かけました。その近くに赤熱した坂道があった。柱には、どこからでも見える派手な看板があった。看板には「全ての嘘つきと毒舌者、ようこそ。」と読めた。坂道の終わりには沸騰する小さい池があった。燃える硫黄のように見えた。全裸の人間が坂道を下っているのを目にした。彼らが体を動かすと皮膚がぽろぽろと落ちていた。その人達が沸騰する池に落ちると、彼らの舌が破裂するまで大きくふくらみ、舌があった所にうじが現れた。それから彼らの拷問が始まった。詩篇73章18-19節より、「真に、あなたは彼らをすべりやすい所に置き、彼らを滅びに突き落とされます。真に、彼らは、瞬く間に滅ぼされ、突然の恐怖で滅ぼし尽くされましょう。」
それを見た後、私たちは地獄から戻されました。天国と地獄は、この世界より現実的なものだと保証します。どちらに行くか決めるのはあなた次第です。イエスと共に永久の命を過ごすか、燃える地獄に行くかどちらかを決めるのはあなたです。主イエスは私たちにこう告げられます: 「聖くなければ、誰も主を見る事ができません。聖くなければ、誰も主を見る事ができません。」(ヘブル書12章14節)だから私はあなたにもこれを言います: 「聖くなければ、誰も主を見る事ができません。」

      • (3番目の証言:サンドラ) ---

 マタイ10章28節にある神の御言葉を読んで見ましょう:「体を殺しても、魂を殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、魂も体も、ともに地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」
 地獄に着く人間は死の体を受けます。主イエスは私の手を取り、地球の中心部へ導く真っ暗なトンネルを下り始めました。数々のドアが並んでいる場所に到着した。あるドアが開いて、私たちは主と一緒に入りました。私はずっと主の手を握っていた。そうしなければ、永遠に地獄に残されてしまうという事がわかっていたからです。
ドアを通ると、大きな壁があった。無数の人がフックで頭から吊るされ、壁から手錠がかかっていた。どこを見ても、炎の中に燃えている無数の人がいた。
 私たちがある炎の所へ行ったら、その炎がだんだん弱まってきた。すぐに炎の中に一人の男性の姿が見えてきた。彼はぼろぼろになった汚い聖職者の衣服を着ていた。たくさんのウジがその男性の体中を駆け抜けていた。彼は火に黒焦げしたらしい。眼球は引っ張られ、彼の肉は溶けていた。しかし、肉が完全に溶け落ちても、男性の体に戻り再び溶けていた。
 主イエスを見ると、男性は「主よ、私を哀れんで下さい! 哀れんで下さい! 一瞬だけでもいいから、私をここから出して下さい! 一瞬だけです!」 と叫び始めた。その男性の胸には「私は盗人だからここにいる」と彫った板金がかかっていた。
「あなたの名は?」とイエスは彼に問いかけられた。「アンドレと申します」と彼は答えた。主は「どのぐらいここにいるの。」と問いかけられると、アンドレは「ずいぶん長い間です」と答えた。それからアンドレは自分について語り始めた。彼はカトリック教会で、十分の一を集める事と貧しい人を助ける責任者だった。しかし、彼は貧しい人を助ける為の献金を奪っていた。慈悲深い目つきで主は「アンドレ、あなたは福音を聞いた事がある?」と聞かれた。アンドレはこう答えた:「はい。ある日、一人のクリスチャン女性が我が教会にやってきて私に福音を説きましたが、信じたくなかったです。しかし、今は信じますよ! 現実だと信じますよ! 主よ、お願いですからどうか私をここから出して下さい! ちょっとだけでもかまいません!」
 アンドレが話していた途中、眼窩と耳からうじが出てきて口の中に入り込んだ。彼はいくら手でうじを取り除こうとしても無理だった。怯えさせるような叫び声でアンドレは主の哀れみを懇願していた。あの場所から逃げれるようにイエスにせがみ続けた。それに、悪霊たちはずっと槍でアンドレを刺し拷問していた。その悪霊達は「ジョルダーノス」という地上の人形にそっくりだった。地獄にいる人形は可愛いものではなく、凶暴な姿をして生きていた。地上の人形に似た悪霊達は身長90センチぐらいで、するどい歯を持っていた。彼らの口は人間の血をたらし、真っ赤な目をしていた。
 その悪霊たちはアンドレやそこらへんにいる人間を全力で突き刺し続けていた。その風景を見た私は、「何故地上にあるおもちゃの人形がこんなに地獄の悪霊にそっくりですか」と主イエスに聞いてみた。あれは悲哀の霊だと主は答えた。
 歩き続けたら、激しく苦しんでいる無数の人間を見かけました。彼らは主イエスを見かけると、やせっぽちの手を主に指し伸ばそうとした。その中にイエスを見かけたら大声で叫び始めた女性がいた。「主イエスよ、どうか私を哀れんで下さい! この場所から私を出して下さい!」 あまりにもひどい苦痛をなめていた彼女は主に手を伸ばした。一瞬だけでも地獄を出させてもらうように彼女はせがみ続けた。その女性は全裸で泥まみれだった。たくさんのうじが彼女の汚い髪の毛と体中をはっていた。うじを手で取り除こうとしても、一つを落としたらたくさんのうじが現れた。長さ13−17センチぐらいのうじだった。マルコ9章48節に書いてある神の御言葉のいう通りだった。「そこでは、彼らを食ううじは、尽きる事がなく、火は消える事がない。」
貪欲的にうじに食われている彼女の姿を見る事と、彼女の泣き声を聞く事が恐ろしかった。彼女の胸には「私は姦淫具だからここにいる」と書いていた板金があった。その罪を犯していた頃と同様に、彼女はずっと太い蛇にレイプされていた。角だれけの体をした蛇の長さは13−17センチぐらいだった。その蛇は彼女のデリケート・ゾーンを挿入し、のどに届くまで彼女の体中を駆け抜けていた。蛇が入ると、彼女は叫び始めた。
 あの場所から出してもらう為に、彼女は更に激しく懇願した。「主よ、私は姦淫罪によりここにいます。7年前エイズで死にました。6人の愛人がいたから私は姦淫罪によりここにいます。」 彼女は地獄で自分の罪を行なわなければならなかった。昼も夜も休む事なく、こんな風に拷問され続けていた。彼女は主イエスに手を伸ばそうとしたけど、主はただ次のように述べられた:
ブランカ、もう手遅れだ。あなたの下にはうじが敷かれ、虫けらがあなたのおおいとなる。」(イザヤ書14章11節)主がこう述べられると、強い炎が彼女を包み込みそれ以上彼女は見れなくなった。
 私たちは無数の人間を眺めながら歩き続けた。そこでは若い人・大人・老人が苦しんでいた。すると、数百人の男性と女性が入っている大きな火のプールに着いた。各自の胸には「私は十分の一と奉納物を捧げないからここにいる」と書いた板金があった。それを読むと、私は主に問いかけた:「主よ、その理由で人がここにいる可能性がありますか?」 主はこう答えられた:「はい。私は我が御言葉で十分の一と奉納物を命じたのに、彼らに無視された。」 マラキ書3章8-9節はこう言う:「人は神のものを盗む事ができようか。所が、あなた方は私のものを盗んでいる。しかも、あなたがたは言う。『どのようにして、私たちはあなたのものを盗んだでしょうか。』それは、十分の一と奉納物によってである。あなた方は呪いを受けている。あなた方は、私のものを盗んでいる。この民全体が盗んでいる。」
 その人たちが十分の一を捧げなかった時、神の御わざが妨げられ福音が伝道されずにいたと主は言われた。そこにいる彼らは、神の御言葉を知っていたのに聖書に従わなかった為、他の誰よりも激しく拷問されていた。
 歩き続ける途中、主イエスは一人の男性を指された。私はその男性のウエストと頭しか見れなかった。すると、彼の死を幻視をできた。彼に名はロジェーリオ。彼が車に乗っていた時、ある人が彼に福音を伝道する為に車に近づき、聖書を差し出した。しかし、ロジェーリオはその人の警告を無視し、数分後自動車事故が起ころうとも知らず運転し続け、絶壁から落ち即死した。
車が墜落した時、聖書は黙示録21章8節に開いた:「しかし、臆病者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行なう者、偶像を拝む者、全て偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」ロジェーリオがそれを読んだ時、既に死んでいて地獄に着いた。
 彼が地獄に着き1ヶ月間しか経てなかったから、顔の肉はまだちょっと残っていた。しかし、ロジェーリオは誰よりも激しく苦しんでいた。最初は、地獄にいる事に気づかなかった。あのクリスチャンが彼の車に近づいた時、彼には主イエスを(救世者として)認める機会が与えられた。同様に、たくさんの人にも主イエスを認める機会があった。今日、あなたはイエスに心を開いて見ませんか。イエスだけが道であり、真理であり、命なのです(ヨハネ14章6節)。 イエス以外には、誰によっても救いはありません(使徒行伝4章12節)。 主の真っ直ぐな道を清く正しく従わなければなりません。神の幸福が訪れますように。
       信仰の言葉ミニストリーズ faith_hoshino